棚澤八光社-シボとは

株式会社棚澤八光社

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〜シボとは〜

 皮革表面に見られるしわ模様のことを“シボ”といいます。
この言葉は鳥帽子の凹凸模様を「しぼ」と呼ぶことから、鎌倉時代以前から用いられていたといえるでしょう。
また、皮革業界では皮にしわを付けることを「皺(しぼ)」を付けるといい、繊維業界でもちりめん等を織る際
布にしわを付けることを「皺(シボ)」と呼んでいました。揉んだり絞ったりするこのような作業を「シボ付け」と呼び、絞るという語がなまって“シボ”となったと言われています。
1945年以降、我国のプラスチック業界は急激な発展をし、それにともない成形加工にも商品価値を高める
シボ加工がクローズアップされて来ました。その点にいち早く着目。ウェルドライン・ヒケ・キズを防止し、さらに二次加工工程をカット。装飾効果の高いシボ加工は、プラスチック成形において不可欠な存在となっています。

※ 英語では皮シボのことをLEATHER TEXTUREといい、木目(もくめ)をWOOD TEXTUREといいます。TEXTUREとはきめのことです。

〜シボ加工について〜

従来、シボ加工はエッチングに代表される化学的除去法若しくはサンドブラスト加工に代表される物理的除去方法が用いられるケースが多くなっております。

エッチング技術は他の工法、特に機械加工に比して次のような特徴があります。

・ 工具が不要で維持費もかからない

・ 短工期での加工が可能である

・ 材料の性質や応力等が加工に影響しない

・ 加工形状、重量、面積に影響なく加工できる

・ 材質上の硬さ脆さに関係無く加工できる

・ ほとんどの金属に加工可能

・ 高精度の加工ができる

・ 複雑不規則不連続なデザインの加工が可能

マスキング材、エッチング液、金属材料等エッチングに関わる諸条件をいかに総合管理するかがエッチング技術といえます。
蝕刻・シボ加工はデリケートなディテールの形成をはじめ、細やかな加工が可能。アート性の高い繊細な質感をリアルに再現します。家庭用内装材をはじめ、自動車の内装材や家電製品など幅広く利用されています。



〜エッチングとは〜

金属表面に対する浸食作用によって金属をその表面から除去する処理技術のことをエッチングという。すなわち金属材料を電気化学的或いは、化学的溶解作用の利用で表面から浸食除去することをいい、一般的に工法として電気化学溶解作用を電解エッチング(electrolytic etching)、化学的溶解作用を化学エッチング(chemical etching)と大別している。前者は外部から電気エネルギーを供給して溶解する電解法であり、後者は加工浴自体に溶解能を付与して溶解作用を行う工法である。

電解エッチングすなわち電気化学エッチング(electro-chemical etching)としては、電解加工(electrolytic machining)や電解研削(electrolytic grinding )がよく知られている。母型の導電性陰極によって電解液を媒介に加工部分にエッチングを集中制御する浸食除去法をいう。他方化学エッチング(chemical etching)には化学打抜(chemical blanking)、化学切削(chemical milling)がありこれは耐薬品皮膜によってエッチング浸食除去作用を所要部分に集中させる方法である。電極工具類の不要な工法といえる。

板面に塗布し針先にて所望パターンを描き露出部を酸エッチングする工法である。これらのエッチング技術は19世紀になって写真技術の出現を見ることにより凹版、凸版、グラビア版、押型等の印刷分野に広く貢献することになった。その後マスキング技術としてのフォトレヂスト、写真技術のより高度な技術の進歩は化学エッチングの応用分野をますます広げ、精密機器・エレクトロニクス関連へと著しく飛躍拡大させていった。プリント配線基板、集積回路、シャドーマスク、流体素子、リードフレーム、メタルフィルター、精密バネ、カメラ・衣料機器部品等がその利用例である。また化学切削は従来の物理切削に替わる唯一の手段として航空機部品や機械部品の製作に利用されてきた。

エッチング技術と写真技術の組み合わせによる一般的なフォトエッチング工法(photo-etching process)は金属表面に感光性耐薬品皮膜(photo resist)を前面に均一に層状形成し、原図フィルムを透かして紫外光等による露光を行い、そして現像処理を施すことによって所望形状の耐薬品皮膜による皮膜層を構成する。そしてエッチング浴の酸又はアルカリ液による化学的或いは電気化学的浸食作用をその露出部に働かせることによって金属を溶解させる加工技術のことである。

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